Museum of Contemporary
例のごとく「14時あたりを目安に…」なんてゆるりと集まるのがわたしたちのペース。今回、わたしより早く着いた彼女は現代美術館で待ってるねという。
「ごめん いま駅に着いた!」とあわててメッセンジャーに打ち込み清澄白河駅の出口階段を大急ぎで駆け上がる。
その瞬間、心地よい春の陽気とうららかな風がそよそよと頬をなでた。
今日は絶対に素晴らしい日になるよ、と約束してくれている気がした。
息を切らして到着するやいなや、彼女とのひさびさの再会にきゃあきゃあとはしゃぎ頬を緩ませる。
そして3年ぶりにリニューアルオープンをした現代美術館のモダンな建造物に大興奮。まるで日本じゃないみたい…
だって、びっくりするほど どこを切り取っても美しいんだ!
すっかり鼻息を荒くしたわたしたちは夢中でシャッターを切りつづけた。